終戦記念日の靖国神社へ 混雑の中に見た希望の光

夏の訪れと共に耳にする機会が多くなるのが、戦争の話題と靖国神社の話題です。

特に今年は、終戦後70年ということで、世間、マスコミの注目度も例年以上に高かったようです。

靖国神社自体は、時折お参りに行っていたのですが、終戦記念日8月15日に訪れたことはありませんでした。

これまで、テレビなどで総理大臣が参拝する姿や、中国・韓国の抗議団体がデモを行う様子は目にして来ましたが、靖国神社全体の雰囲気を感じ取ることは出来ず、前々から非常に気になるものがありました。

そこで今年は、戦後70年と言う節目の年でもあるため、終戦記念日の靖国神社に参拝してみることに致しました。

本日はその際に見た風景、感じたことをレポートしてみたいと思います。

終戦記念日 参拝

 

2015年8月15日 土曜日、午前11時過ぎに私は九段下の駅に降り立ちました。

12時に予定されている黙祷に合わせるべく、この時間を選びましたが、駅構内は左程の混雑は無い様子。

通常ならば15分もあれば、靖国神社の拝殿まで辿り着けるはずなので、時間的には充分だろうと考えておりました。

しかしながら、歩を進める内に次第に周りは込み始め、改札を出る頃には、朝の通勤ラッシュを遥かに凌ぐ、人の波に呑み込まれてしまいます。

幾つかある地上に繋がる階段も、通行規制が行われており、係員の方の誘導に従い、一か所の階段に人々が吸い込まれて行きます。

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やや長めの階段を上り切り、地上に出てみれば、目も眩むような夏の日差しの洗礼を受けることとなりますが、それ以上に目を奪ばれたのは、初詣の時期の混雑を遥かに凌ぐ人、また人の列。

その殆どが、靖国神社の参道を目指し、ゆっくりゆっくり歩を進めておりました。

とりあえず人の流れに乗り、列の最後尾に並びます。

駅から一つ目の鳥居を潜るまでの道すがら、通りの端に目をやると、従軍慰安婦問題に関する河野談話撤回と国会での参考人招致を求める団体や、憲法改正、台湾を独立国家と認めさせよ!といった主張をする方々が、熱心にビラ配りや署名活動を行っています。

そして、行列に並ぶこと約30分、ようやく一つ目の鳥居を通過することが出来ました。

第一の鳥居と第二の鳥居の間では、右翼系団体の方々が思い思いの演説を行い、時折、旧日本軍の軍服を着た方々が闊歩しているなど、そこには日常とはかけ離れた世界が展開されておりました。

また、右翼団体の方々と警備にあたる機動隊の隊員との間で、激しい口論が交わされるシーンを目撃するなど、境内の熱気は正に最高潮といった雰囲気でした。

行列は非常に遅いペースで進んで行きますが、しばらくすると数百人は収容出来そうな巨大なテントが設営されており、檀上に立った戦没者の遺族の方のスピーチなどが聞こえて来ます。

そんな情景にすっかり心を奪われておりましたが、はたと我に返り「果たして正午までに参拝を終えられるかのか?」と時計を見れば、時間は既に11時55分を指しており、程なく正午の時報が鳴り響きます。

時報と共に境内にはアナウンスが流れ、炎天下の中、1分間の黙祷が捧げられます。

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流石にこの時ばかりは、行列の進行もピッタリと止まり、続いて天皇陛下のお言葉が会場に響き渡ります。

短いながらも丁寧で、厳粛なお言葉でしたが、夏の太陽に照り付けられながら、天皇陛下のお話をお聞きするのは、まるで70年前の玉音放送を聞く日本国民の姿を再現するかのような趣があり、非常に不思議な感覚に囚われておりました。

そして陛下のお言葉が終わるや、再び参拝者の列はゆっくりと本殿に向かい歩みを続けて行きます。

結局、正午までに参拝を終えるという目標は遂げることが出来ず、終戦記念日の靖国神社の混雑を甘く見ていた自分を反省しながら、1時過ぎにようやくお参りを終えます。

参拝後は空腹に耐え兼ね、拝殿側の出口から一時退場し、近くにあった立ち食いそば屋にて昼食を摂ります。

正午を過ぎていたためか、思いの他空いている店内でしたが、そう思ったのも束の間。

戦闘服(?)を来た右翼団体の方が一気にご来店し、彼らに囲まれながら天玉そばを食べることになってしまいました。

さぞや怖い方々なのだろうと思っていたのですが、彼らの会話は極普通の内容であり、離れた場所にある七味唐辛子を取って頂くなど、思い描いていたイメージとはかなり異なる印象を受けました。

そんなセンセーショナルな食事を終え、再び脇の入り口から靖国神社境内に戻ります。

終戦記念日 黙祷

 

その後しばらく周囲を散策しておりましたが、散々強烈な太陽に照らされてしまったので、どうにかして涼をとりたいと靖国神社境内に建てられている遊就館に向かうことにしました。

※遊就館は靖国神社に祀られている英霊の方々の遺品や、刀剣、武具などを展示する施設であり、妖刀村正や本物のゼロ戦まで展示されています。

この猛烈な暑さのため、他の参拝者も同じことを考えていたらしく、遊就館内部は人また人の大混雑状態であり、ゆっくりと展示を見ることは出来ませんでしたが、火照った身体を冷やすことが出来たのは非常にありがたかったです。

遊就館を出た後は、再び拝殿に一礼してから、もと来た参道を歩いて駅に向かいましたが、午後3時にもなろうというのに、参拝をする人の列は未だ長く続いておりました。

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終戦記念日の参拝者数は例年17万人程度と言われているそうですが、今年は戦後70年の節目と言うこともあり、これを大きく上回っていたのではないでしょうか。

そして本日の参拝を通して気付いたのが、参拝者に20代、30代の若い方が多かったこと。

境内にあった大テントでのイベントにおいても、若者たちが英霊たちに語り掛けるといった趣向のスピーチが行われており、若いながらもしっかりとした愛国心と、亡くなった方々に対する感謝の気持ちを述べておられ、何やら熱い思いが胸に込み上げて来ました。

マスコミの報道などを見ていると、日本には左翼の方々(反日感情を持った方々)が大半のような印象を受けてしまいますが、終戦記念日の靖国神社においで頂ければ、それが大きな間違いであることをご理解頂けるです。

70年前の大戦において、祖国のために、家族や、大切な人たちを守るために散っていった方々に、今もこれだけ多くの国民が心からの感謝と哀悼の意を捧げている・・・。

このことがしっかりと実感できただけでも、終戦記念日で混雑する靖国神社を訪れた価値は大きかったように思います。

きっと近い将来、英霊の方たちが安心して眠れる日本を取り戻せる!終戦記念日の靖国にはそんな希望の光とエネルギーに満ちておりました。

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