2016年7月参議院選挙の意義を考える!

6月22日、第24回参議院議員選挙が公示されました。
衆議院選挙に比べ、ややウエイトが軽めに扱われてしまう参議院選挙ですが、今回ばかりは少々毛色が異なるように思えます。
「えっ!?一体何時もの選挙と何が違うの?」とお思いの方も多い思いますので、
2016年7月参議院選挙の意味について考えてみましょう。
今回の参議院選挙はここが違う
では早速、今回の選挙のポイントを見ていきましょう。
①危険な野党の共闘
まずこれまでの選挙と今回の選挙が異なる点は、与党自民党に対して野党が共同戦線を張っているということです。
「不利な選挙戦を戦うのだから、野党側の当然の戦略なのでは?」とのご意見をお持ちの方もおられるでしょうが、
これには大変なリスクが隠されています。
現在の日本の野党は、殆どが中国や韓国寄りの政策を行おうとする傾向を持つ団体です。
これはこれで非常に問題なのですが、それ以上マズイのが、今回の野党共同戦線により、
その中でも最も危険な「自衛隊解散」「米軍追放」という思想を、全野党が持つ結果となってしまいました。
現在でさえ、領海侵犯を繰り返されている我が国から自衛隊がいなくなる?
その上、アメリカさえ追い出してしまう。
これは我が国を丸裸にし、日本を外国に売り渡すことと同じです。
つまり今回の参議院選挙は、日本を守る(与党)VS 売国の徒(野党)という構図となっているのです。
スポンサーリンク
②憲法改正に向けて
そしてもう一つの焦点となるのが、今回の選挙が「憲法改正の是非を問う」重要な通過点となっているということです。
実は野党・民進党の中には、憲法を改正すべきであるという意見を持つ議員が数多くいます。
しかしながら、一部の超左翼的な思想を持つ政党と共闘することにより、
こうした意見を持つ方々も「護憲」一色に塗り潰される結果となってしまいました。
もし今回の選挙で野党が勝利することがあれば、憲法改正への道はかなり困難なものとなってしまうでしょう。
「平和憲法」などと都合の良い呼び方をされていますが、現行憲法では日本を守ることは出来ません。過去記事「日本国憲法の問題点 第9条と前文」参照
もしアメリカの大統領選でトランプ氏が勝利すれば、アメリカの援護も受けられなくなる可能性が高まりますから、
日本はもはや滅亡を待つだけの身となりかねないのです。
こうした意味で7月の参議院選は、生き残る道を模索する!(与党)VS 座して滅亡を待つ(野党)かを選ぶ選挙とも言えるでしょう。
スポンサーリンク
③18歳以上の参政権
そしてご存じの通り、今回から18歳以上の国民に参政権が与えられることとなりました。
今は若い人々も、しっかりとした考え方を持った方が多いと思いますから、これは喜ばしいことなのですが、やはり心配な面もあります。
実はこれまで、中国や韓国寄りの政党を支持して来たのは団塊の世代と言われる方々です。
安保法案成立の際に騒いでいた学生たちなどを見ると、若い世代からの支持を得ているようにも見えますが、
実は中高年の方々がその主力となり、学生たちは宣伝効果を狙ったサクラ的存在とも言えるかもしれません。
団塊世代の中には戦中・戦後直後の生まれの方も多いでしょうから、
何故左翼思想に走るのかと疑問に思われる方も多いかと思いますが、彼らは学生運動真っ只中の世代。
未だ日本に共産化の革命を起こしたいなどと願っている方も多いようです。
そんな方々と、それ以外の世代との投票の結果で、今の与党・野党のパワーバランスが成立していたところに、
若い世代の方々が一気に雪崩れ込むのが、今回の参議院選となります。
これにより、どの様な選挙結果となるかは正直予想も出来ませんが、若き人たちがこの国の未来を真剣に考えてくれることを強く望みます。
スポンサーリンク
選挙結果が未来を変える!
我が国・日本は現在、これまでに経験したことのない帰路に立たされています。
経済が傾き始め、軍事力で国益を確保しようとするアジアの大国。
世界の警察としての機能を停止してしまったアメリカ。
世界規模で発生している政情不安と景気の減速。
もし今の情勢で、以前のように野党が政権を握っていたなら、状況は正に絶望的と言わざるを得ないでしょう。
しかし現在の日本のリーダーは、安倍晋三です。
様々な言われ方をするこの男ですが、歴代総理経験者を見渡しても、これ程の器を持った者はそうはいません。
アベノミクスは失敗と言われていますが、これも大きな間違いですし、外交、安全保障においても彼が残して来た功績は図り知れないものがあります。
そして安倍総理の任期は平成30年9月まで、あと僅か2年です。
この2年で日本はどこまで変われるか?我が国の未来はそこに掛かっていると言えるでしょう。
あなたの一票が我が国の未来を決めるのだということを、くれぐれもお忘れなきよう7月の参議院選挙に一票を投じて頂きたいと思います。